浄化の日

あるブロガーさんのご厚意に甘え、遂に行って参りました。
(本当にありがとうございました!@私信)

初宝塚、雪組による地方公演「ベルサイユのばら」

初めての宝塚にはピッタリの演目が
運良く地元に近い場所で開催されるという幸運。

宝塚の扉を叩いたキッカケは、花組の明日海りおさん。
みりおさん(明日海さんの愛称)の生舞台を見るのが、現時点の私の夢だ。


宝塚に関しては初心者どころか、かじるほどの歯も揃ってないワタクシが、
宝塚の舞台の感想をブログに書くなんて、5万光年は早いのは百も承知だ。

しかしヒトコトだけ言わせて欲しい。

オスカルって、日本にいたんだね!

…だって!
どう見ても、マンガから出てきたとしか思えない!
私が幼い頃憧れていたオスカルが、歩き歌い泣いている。

こんなことってあるの?
もんぷち、オスカルの恋に泣き、銃弾に倒れたアンドレに泣き
バスティーユの「フランス…ばん…ざい…」で、遂に号泣
雲の上のデュエットで、涙しながら恍惚に達するという技を習得。

しかしそれはとても気持ちがいい涙だった。

お芝居やミュージカルを見て泣くことは
魂の浄化になるのかもしれない。

悲壮感もなにもない。
紡ぎ出される高潔な愛の物語に感動して涙が流れる。
それがこんなに心地いいものだとは思わなかった。

これまで「泣ける映画」と歌われる作品を見たがる心理が理解できなかったが
なるほどこういう効果があったのかと、目からウロコである。

歌もダンスも素晴らしくて、あっという間の2時間半だった。

ビバ!宝塚!

緞帳が上がった瞬間から、そこは夢の世界。
現実を忘れて心の栄養を補給する。

気のせいとは思うが、早霧オスカル様と目が合ったような気がする。
(多分、観客全員がそう思ってるはず。それくらいの眼力があった)
その瞬間を思い出しただけで、心拍が上がって元気になるぜ!

嵐くんたちと似ているが、栄養の種類が少し違うのかも。
どちらもカラダにいいことは間違いないね!



感想を書くだけの宝塚知識もないので、ここからは
当日あったことだけは書き留めておくことにする。

以前からネットで宝塚のマナー等を調べてて
どうやらあまりカジュアルなファッションは歓迎されないようだと察した。

仕事を辞めてからは、お出かけスタイルとは縁遠い生活なので
昔のワンピースと引っ張り出して着てみたが
1人ではファスナーが上がらないし、そもそもサイズアウトしている。

3月とはいえ、寒い日になりそうだとの予報を受け
ウールコートも探してみたが、出てきたのは義妹にもらった超ロング丈!
長身の義妹にはとても似合っててカッコよかったそれは
中途半端な身長で横に大きい私が着ると、塗りかべのようだ。

必死にクローゼットを捜索、洋服の山と格闘し、
見つけたワンピ-スにカーディガンを羽織って、そのコートを着ると
女装に失敗した舘ひ○し氏みたいになってしまった…。

途方に暮れた私は、チケットを回してくださったヅカファンのお友だちに
ラインで服装について質問してみたが
『特別決まりはないので、いつものもんぷちさんで大丈夫です!』と
余裕のお返事が。

…そんなもんか~
彼女が一緒だったら、カジュアルでも心強いんだけどな~。

結局、いつもは下にデニムを履いてレイヤードスタイルにしてる
長め丈のチュニックをワンピースにして、
ピンクのカーディガンを羽織り、カラータイツに春ブーツ。
コートは寒さは我慢することにして、相葉グリーンの春コートに決めた。
(結局、そんなに寒くなくて春物でちょうど良かった)
おめかしにはほど遠いが、悪目立ちもしないだろう。


当日、新幹線なら時間はかからないが、ヒマはたっぷりあるので
在来線でぼちぼち現地入りすることにした。
在来線に乗るなんて30年ぶりくらい?

あ、君僕福岡ライブのとき、雪が降って車が出せず
ローカル線に乗って新幹線の駅まで行ったか。
でもあのときは楽しむような余裕はなかった(笑)

それにしても超久しぶりの鈍行の旅。
バッグに文庫本を入れて、車窓を楽しむ気も満々。

乗り換えの駅で、乗り込んだ発車待ちの列車はボックスシート。
私は、窓際の席に向かい合って座ってる2人組の女の子の隣に座った。

女の子たちは多分高校生くらい。
発車前の列車内は静かなので、聞くともなしに会話が耳に入ってくる。

「やっぱ山だよね」
「うん、私も山がいい」
「だよね~!」

うるさくない程度のボリュームでクスクス笑い合う彼女たち。
行き先を決めてるのかな?
でもこの列車、山には行かないけどな。

「でもさ、最近山不足なんだよね」
「そういえばそうかも。もっとガンガンいって欲しいよね」

…山不足。
そんなに山が好きなのか~…。
若いお嬢さんの間で、登山とかが流行ってるの?

「だからさ、翔くんの勢いが足りないんだよ!」

…翔くん?

「そうそう!もっと押して!っていっつも思うよね!」
「あ、翔くんと言えば、ニノとさ…」

ニノ???
…山?

山って…山って!
の上2人の「山」かぁぁぁぁぁぁ!?


そうなると、俄然2人の会話に興味が湧いてくる。

「こないだ、ニノ翔くんが二人羽織したって!」
「うそ?」
「画像あるよ、見せようと思って…」

ここで、私の斜め前の子がスマホを操作し始める。

「あ、これ!」
「うわ…これ…!
え、こっちは?腕組んでる?あ、組んでないのか…」
「でもさ、組んでることにしとこうよ!」
「そうしよ!その方が楽しいから!」


わかる!
きっと本当はそうじゃないんだろうけども
そうだって思い込むことで、萌えて元気が出るんだよね?

『そういうことにしておこう』

これは腐った女たちの大事な大事な魔法の呪文なのだ。

2人はスマホを挟んで、キャハキャハとはしゃいでいる。
私も首を伸ばして覗き込もうとするが、
隣の彼女の頭が被って、画面がよく見えない。

ふと、向いの彼女が顔を上げた。

「生中継ってさ、映画のあとかな?前かな?」

!!!!!!!
生中継?
あ、そうか!

「もしかして『神カル』の?」

あーーーー!
もんぷち、我慢できずに思わず会話にカットイン!


キョトンとする女の子たち。
そりゃそうだよね…。

「…あ、はいそうです!舞台挨拶の生中継に行くんです!
もしかして…嵐のファンなんですか?」

そうそうそう!
そうなんですーーーーーー!
スミマセン、オバチャンなので節操がなくて…。

しかし彼女たちはとてもいい子で、快く私の相手をしてくれた。

やっぱり「神カル」の初日舞台挨拶中継付き上映に行く途中らしく
向いの子が翔さんファン、隣の子はニノファンなのだそう。

「さっきから(私たちの話に)うんうん頷いてるような気がしてて」

ええ、アナタ方の会話に興味津々でしたよ!
気がつかれてたのね?(汗)

「気分がノってるのかなって思ってました(笑)」

かっ可愛い…。

「気になってたんだけど、カテゴリが違うので…。
私は…その…にのあいなんです」


「あーーー!、いいですよね!」
にのあいも好き~!ニノって、結局相葉ちゃんが一番好きですよね?!」

きゃーーー!
そう思う?
なんていい子たちなんでしょう?!

なんちって、初対面なのに嵐ト-クで盛り上がる盛り上がる。

「ライブに行ったことありますか?
私たち、一度も当ったことがないので行ったことなくて」

高校3年生になるという2人は、ライブ未体験で
今年こそは当てたいんだって。

私がアラフェスの様子を、自分のレポを思い出して話すと
2人とも大興奮、いろんなエピをどん欲に聞き出していった(笑)

別れ際「突然話しかけてゴメンね?」と謝ると
「いえ、たくさんお話が聞けて楽しかったです!」と
笑顔で言ってくれた彼女たち。

おかげさまで、目的地まであっという間。
とても楽しい時間をすごすことができた。
可愛い高校生コンビに感謝カンゲキ雨嵐だ。

きっと今年のライブは当たりますように!


行きに出会った彼女たちと宝塚の舞台で
全身が浄化されたとてもいい1日であった。



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