オジサンバンドの夜

先日、贔屓にしている某オジサンバンド(ぶっちゃけSPITZ)のライブに行ってきた。

1500人収容の小さなハコで、前から3列目という神席。
こんな幸運は二度とないと思うと、数日前から胸がドキドキだった。

心配だったのは、同行のマイ旦那。
180センチの長身なので、こんなに前列だと壁になっちゃうかも。
そこだけが不安だったけど、入ってみると私たちの席の後ろは通路になってて
密着していない分、そこまで邪魔にならなくてすみそう。
とりあえず一安心。


で、ライブの内容だけど、ほとんど覚えてない!

嵐くんたちのときのようにメモを取ったりしてないので
MCも全然忘れちゃってるなあ…。
テキトーとはいえ、やっぱりあのメモって必要だったのね。


でも自分の備忘録として、覚えてることだけ簡単に書き留めておく。


スタートは、アルバムタイトルでもある「小さな生き物」

草野の声と同時に始まるこの曲で、会場は一気に熱くなる。
歌い出しの前の、息を吸い込む音すら起爆剤だ。

セトリとか全然覚えてないんだけど、OPから数曲目
イントロが始まった途端、私の涙腺が一気に崩壊した。

それは数年前、私が一番キツい時期に何度も何度も聴いていた曲。

今でも大晦日に1年を振り返るとき
この歌のワンフレーズが頭の中を流れていく。

♪ 幸せは途切れながらも 続くのです

決して丸ごと不幸なわけじゃない。
だけど明日がどうなるかわからない。
でもずっと幸せじゃなくても、きっとまたいい日は巡ってくる。

草野のリアルな歌声が胸に沁みて、涙が止まらなかった。

嵐くんたちの歌は楽しい。
いつも私を幸せにしてくれる。

でもSPITZの楽曲と草野の声は、いいときじゃない自分を思い出す。
そのとき自分を保っていられたのは、彼らのおかげだったと思う。

押しつけがましくない何気ない歌詞と
ハイトーンで少しぶっきらぼうな草野の声が支えてくれた。
そのことをまた思い出した。


SPITZライブのMCは何度かに分かれている。

最初がわりと長めのMCで、ご挨拶から開催地のことに触れ
久しぶりだとか、昨日はこんな名物を食べたとか。

大体は草野がしゃべるが、彼は歌は上手いがおしゃべりは得意とは言えない(笑)
いつもMC前は少し挙動不審になり、まとまらなくてメンバーに助けを求めたり。

それでも最近は多少そつがなくなったなあ。
オジサンになったということなのかもね。


何度目かのMCで、お笑い芸人マキタスポーツさんの話題になり

「マキタスポーツさんが言うには、ヒット曲には法則があって
『奇跡』『扉』『翼』『桜』の4つの言葉が入るとヒットするんだって」

そう言った草野は、おもむろにアコギをかき鳴らし
上記4つの言葉を盛り込んで、即興で歌い始めた。

でも『桜』のところで『♪桜舞い散る』と歌ってしまい
「あれ?どっかで聴いたことあるな…?」から
ケツメイシ?の有名な曲にスライド(笑)

ギターのテツヤに「オマエ、それリリースしないよね?」
と突っ込まれ「いや、さすがに訴えられるでしょ!」と草野。

会場は拍手喝采だった。

草野「で、次の曲は残念ながらその4つの単語が入ってません」

テツヤ「だから売れなかったんだよ!」

草野「いや、シングルじゃねーし!」


その曲は「恋は夕暮れ」

『恋は ○○』と、恋をなにかに例えた歌詞が
叙情的でロマンチックな可愛らしい歌だ。

歌い出してすぐ、Aメロの途中

♪恋は待ちきれず 咲き急ぐ桜~

え?桜?
桜って言いましたよね?今…。

歌った草野は「ヤバイ」って表情でギターのテツヤに向かって苦笑い。

しっかり『桜』が歌詞になってるじゃん!

きっと草野のことだから『桜』が入ってたってことに動揺して
このあとの数曲はそればっかり気になっちゃうんだろうな~と妄想すると楽しい。
多分、内心めっちゃ焦ってる。
草野はそういうタイプのはずだ。

予想通り、次の短いMCでは開口一番
「思いっ切り歌ってました…桜…」と、しょぼくれた。

会場、大爆笑。

「もう動揺しちゃって!なんかもう…」

テンパる草野が可愛すぎる!
結局私って、こういう小動物系が好きなんだなあ。

そのあとも草野はMCのたびに
「桜の衝撃が…」「ウソついちゃったって思って…」と
口にするほど、この『桜事件』を引きずっていた。

真面目でおもしれえなあ。


そしてライブが一番盛り上がるのは「8823(ハヤブサ)」

イントロのギターで、会場大絶叫!

この曲のカッコよさは宇宙一だと思う。
ライブでは絶対欠かせなくて、一番盛り上がる。
嵐くんたちで言うと「ラブソー」みたいな存在だ。

♪君を不幸にできるのは 宇宙でただ1人だけ

クールさが脳天に突き刺さる快感。
こんなセリフ、言ってみたいぜ!

一般的に知られている「ロビンソン」や「チェリー」とは違った
ハードでクールなロックバンドSPITZの魅力が詰まった楽曲だ。


メンバー紹介はアンコールのとき。

ここで1人1人挨拶を兼ねてトークをする。
草野が拙い進行をしつつ(笑)全員を紹介。

ラストはデビュー曲の「ヒバリのこころ」

毎回、はけるときに草野がピックを投げるので
「くーーさのーーーー!」と絶叫してアピールしたが
ピックはマイ旦那の頭上を越えて、通路を挟んだ後ろの席に飛んでいった。

「今、オレの上を飛んでいった…」

わかっててなんでジャンプせんのじゃ!
そのデカいカラダはなんのためにあるんだよ!
役に立たないなあ。

でも、すごく感動してて「歌良かったなあ!すげえなあ!」と
ご機嫌のようだったので許してやるか。


帰りにツアーグッズ売り場にて、Tシャツとオリジナルポチ袋を購入。
迷った末、Tシャツはアンコールで草野が着ていたデザインにした(4種類ある)


中途半端な時間なので、スーパーで半額の総菜を買い込んで
帰宅してから遅い夕食。

ベッドに入るまでは全然普通だったのに
夜中、顔がすっと冷たくなって、トイレにダッシュ。
なんと、食べたものを全部吐いてしまった…!

吐くなんて…何年ぶり~?
しかも二日酔いでもないのに。

興奮しすぎて、消化力が激しく低下したのかも。
全然消化してなかったもんね。

出すものだしたらスッキリして、すぐに寝ちゃって
起きたらお腹がぐーぐー鳴ってましたけど!

ライブがカラダに与える影響ってすごいのね~。


以上、アラシゴトではないライブレポでした。

…レポじゃないか?(笑)

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コメント

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ラッキーマッキー
凄く楽しそうなLIVEですね。
もんぷちさんのブログに時々出てくるオジサンバンドが実はスピッツのことって少し前に解った時、スピッツってオジサンバンドじゃないじゃん!って思ったのは、私がオバサンだからでしょうか(^^)
スピッツの曲は残念ながら随分前のベストアルバムしか知らないのですが、スカーレットと言う曲が好きでした。
もんぷちさんのLIVEレポを読んだら、スピッツ聴いてみたくなりました。
うたって時に匂いと同じで、感情に直結するみたいに記憶が蘇りますよね。

>Akeさんへ

もんぷち
やっぱりいいですね、オジサンたちは!
ずっと鳥肌スタンディング状態でした。

確かに、聴けば聴くほど味が出ますね。
直接的ではない歌詞が、ある日突然落ちてきたり
何気にジワジワと沁みてきたり。

田村水なんですけど(笑)
席がテツヤ寄りだったのであまり飛んできませんでした(笑)
ぶっ飛んだ田村が、上手まで走ってきたんですけどね~。
ピックも汗もおあずけでしたわ、残念。

Akeさんももうすぐですね!
お楽しみくださいませ~。

>ラッキーマッキーさんへ

もんぷち
楽しかったですよ~、消化が止まるほどに(笑)

SPITZは全員46歳、今年で47歳ですからね。
世間的には充分オジサンだと思いますわ(笑)

「スカーレット」はいいですよね~。
草野の声で始まる曲は、何度聴いてもドキッとします。

思い入れのある曲は、イントロでグッときてしまって。
胸が詰まりましたね~。

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>jyujyuさんへ

もんぷち
私も持ってます~、さいたまアリーナDVD。
でも、あれってカメラワークがイマイチで酔いません?(笑)

確かに春になるとSPITZ率が上がりますね。
歌詞に、風や季節の匂いを感じるものが多くて
春を待ち望む気分に合うのかもしれませんね。

お嬢さん、そうでしたね~。
頑張っていらっしゃるんですね!

SPITZの曲は張りがあって明るいメロディでも
どこか切なさを感じさせるところがいいんですよね。
メインイベントじゃなく終わりの寂しさ、みたいな感じですかね。
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